ホーチミンに行ったら絶対食べたい!Nam Vangスタイルのフーティウ「Hủ Tiếu Nam Vang 34 Cô Bắc」

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ははじめに:ホーチミンの夜、最高の一杯に出会う

ホーチミンの夜、バックパッカー街「ブイビエン通り」で遊んだ後、あるいはこれから飲みに出る前、無性に食べたくなるローカル飯といえば……フォー? いえ、実はツウの間では「汁なしフーティウ」が最強の締めグルメなんです!

なかでも私がホーチミンを訪れるたび、昼夜問わず必ず駆け込むのが「Hủ Tiếu Nam Vang 34 Cô Bắc」。会社の先輩に教えてもらって以来、濃いめの特製ダレが絡む麺と具だくさんのスープの虜になり、これなしでは私のベトナム滞在は終わりません。

かつて深夜までPCの画面と睨み合っていた不自由な日々から抜け出し、今はこうして異国の地で時間を気にせず美味しいものを探求できる。そんな自由な生活のありがたみを噛み締めながら、今回は、ローカル食堂ならではの「暗黙のルール(カトラリー事情や裏メニュー!?)」も交えつつ、24時間営業の絶品麺の魅力と頼み方を、私の強めの愛とともにお届けします!

Hủ Tiếu Nam Vang(フーティウナムバン)とは?

「フーティウ」はお米から作られる麺ですが、平打ちのフォーとは異なり、一度乾燥させてから使用するため、しっかりとしたコシがあるのが特徴です。

その中でも「Hủ Tiếu Nam Vang(フーティウナムバン)」は、カンボジアの首都プノンペン(Nam Vang)から伝わったとされるスタイルです。豚骨ベースのスープに、豚の挽肉、スライス肉、レバーなどのモツ類、そして立派なエビやうずらの卵など、器から溢れんばかりの具材がトッピングされています。

34 Cô Bắc:私がこの店に通い続ける理由

ホーチミン市内には無数のフーティウ店がありますが、なぜ私が「34 Cô Bắc」というお店に固執するのか。その理由を紐解いていきます。

圧倒的なおすすめは「汁なし(Khô)」

フーティウのお店では、基本的に「汁あり(Nước:ヌック)」と「汁なし(Khô:コー)」を選ぶことができます。私の激推しは、圧倒的に「汁なし」です。

汁なしを注文すると、上の写真のように、具材が乗った麺の器と、ネギが浮かぶ熱々のスープの器が別々に運ばれてきます。

麺の器の底には、甘辛くて濃厚な特製ダレが沈んでいます。これを天地を返すようにしっかりと麺に絡ませてひとくち。フライドオニオンやニラの風味も相まって、ガツンとくるジャンクな旨味が口いっぱいに広がります。そして合間に、豚や海鮮のエキスが溶け込んだスープをすする。この計算尽くされた「味の往復」こそが、汁なしの醍醐味なのです。

ローカルの洗礼!? 魅惑の「特製ダレ」と「ニンニクの席ガチャ」

ベトナムのローカル食堂のUX(ユーザー体験)を語る上で欠かせないのが、卓上調味料です。

上の写真をご覧ください。ステンレスのテーブルの上には、追加用の「特製ダレ」が入った特大のピッチャーが無造作に置かれています。味が薄いと感じたら、これを豪快に回しかけるのがローカル流です。

そして、私が密かに楽しんでいるのが「ニンニクの席ガチャ」です。このお店、なぜか席によって置かれているニンニクが「みじん切り」だったり「スライス」だったりします。私は麺によく絡む「みじん切り」派なのですが、混雑時に「交換して」と頼むのは非効率なので、入店時にみじん切りニンニクがある席を素早く見定めて座るようにしています。

また、一緒に提供される山盛りのレタスやハーブ(香草)は、手でちぎって麺の器に入れたり、そのままかじったりして、味にフレッシュな変化を加えるための重要なアイテムです。

太麺(Hủ Tiếu Mềm)を頼む難易度

デフォルトで提供されるのはコシのある細麺ですが、実は「太麺」を選ぶことも可能です。

面白いことに、デフォルトの細麺を頼んでも、同じ鍋で茹でているせいか、たまに太麺が数本混ざっていることがあります。このモチモチとした太麺がまた美味しいのですが、混雑時にベトナム語でイレギュラーなオーダーを通すのは難易度が高いため、お店が空いているタイミングにだけ挑戦する「裏メニュー」的な楽しみ方にしています。

ローカル食堂ならではの注意点と実体験Tips

初めて行く方が戸惑わないための、現地仕様のシステムについても解説します。

メニューと価格:一杯62,000ドンで味わえる至福

メニューは写真入りのため、指差しで簡単に注文できます。「HỦ TIẾU NAM VANG KHÔ(汁なし)」と「HỦ TIẾU NAM VANG NƯỚC(汁あり)」は、どちらも62,000VND(約370円前後)です。※2026年時点

英語表記に「Driead Nam Vang Rice Noodie」と少し愛嬌のあるスペルミスがあるのも、ローカル食堂らしくて嫌いではありません。このボリュームと具材の豪華さを考えれば、非常にコストパフォーマンスが高い一杯と言えます。

💡 実体験Tips:衛生面への自己防衛策

このお店には無料の紙ナプキンが置かれていないことが多いです。ベトナムのローカル食堂では、衛生面から「箸やスプーンは使用前に拭く」のが常識です。
以前、相席になった現地のおじさんが、箸入れの上に掛かっているホコリよけの布巾で直接箸をゴシゴシ拭いているのを見て衝撃を受けました。それ以来、私はテーブルにある有料のウェットティッシュ(数十円程度)を使って、必ず自分でカトラリーを綺麗に拭いてから食事を始めるシステムを徹底しています。

最大の魅力は「24時間営業」と「ブイビエンからの近さ」

そして、このお店の使い勝手を決定づける最大のメリットが、24時間営業であること。さらに、ホーチミン最大の繁華街「ブイビエン通り(Bùi Viện)」から歩いて行ける距離にあるという点です。

時間を気にせず、いつでもこの絶品の「汁なし麺」にありつける。このシステム化された安心感があるからこそ、ホーチミンの夜を心置きなく楽しむことができるのです。

店舗情報・アクセス

ホーチミン1区の中心部からもアクセスしやすい場所にあります。配車アプリ「Grab」を使えば、迷うことなくスムーズに到着できます。

  • 店舗名: Hủ Tiếu Nam Vang 34 Cô Bắc
  • 住所: 34 Cô Bắc, Phường Cầu Ông Lãnh, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh
  • 営業時間: 24時間営業
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