ベトナム雨季のスニーカー汚れ問題、靴用洗濯ネットで解決した話

ベトナムの5月以降、雨季に入ると街の景色が一変する。スコールが降るたびに道路はあっという間に冠水し、市街地の歩道と車道の境目には「跨ぐのが難しいほど深い水たまり」が出現する。そんな環境でスニーカーを履いて歩き回っていると、帰宅後の靴の汚れ具合に毎回ため息をついていた。


ベトナムの道路事情は、想像以上に靴に厳しい

ベトナムの市街地を歩いていると、すぐに気づくことがある。歩道が整備されていても、まともに歩けないことが多いということだ。

バイクが歩道に乗り上げていたり、露店が占領していたりして、歩行者は自然と車道との間を行ったり来たりしながら歩くことになる。そして問題は、その「歩道と車道の境目」にある。

段差があり、雨が降るとそこに水が溜まる。ちょっとした水たまりではなく、片足を踏み入れるだけで足首近くまで濡れるような深さになることもある。スコールのあとはとくにひどく、「避けようとしたけれど避けきれなかった」という状況が頻繁に起きる。

エアマックスのような大きめのスニーカーで歩き回ると、ソール周りはもちろん、アッパー部分まで泥が跳ねて汚れる。白や薄い色のスニーカーだと、帰宅後に見るたびに気持ちが沈んだ。


これまでの対処法の限界:放置か、風呂場での格闘か

正直に言うと、しばらくはほぼ放置していた。

賃貸のアパートで靴を洗うのは意外と面倒だ。洗面台やシンクは小さく、靴を持ち込んで洗う気にはなれない。そこでどうしても汚れが気になったときだけ、風呂場に持ち込んで古い歯ブラシでゴシゴシ洗っていた

これがとにかく手間だった。

  • しゃがんで靴を持ちながらブラシを動かすのが地味につらい
  • 泡が立つと汚れが見えにくくなり、すすぎが甘くなる
  • 洗い終わった後の風呂場の掃除も必要になる
  • 乾くまでに時間がかかり、翌日履けないこともある

「もっと楽に、定期的に洗える方法はないか」と思い始めたのがこの商品との出会いのきっかけだった。


LeLante 靴用洗濯ネットとの出会い

クロワッサン誌にも掲載されたというこの商品、2枚セットで靴を洗濯機で洗うための専用ネットだ。構造はシンプルで、靴を1足ずつネットに入れて洗濯機に放り込むだけ。2枚セットなので、左右1足ずつ別々のネットに入れて、同時に洗濯機を回すことができる。


実際に使ってみた:エアマックスを洗ってわかったこと

洗濯機に靴を入れることへの「最初の抵抗感」

正直、最初は少し躊躇した。「靴って汚いよな、洗濯機が汚れないか?」 というのが率直な不安だった。

特にベトナムの道路事情で汚れたスニーカーは、ソールに泥や細かい砂がびっしりついている。これを洗濯槽に入れて大丈夫なのか、洗濯機の底に泥が残ってしまわないかが気になった。

結果としては、洗濯機が目に見えて汚れることはなかった。ネットがクッションになるため、洗濯槽への直接的なダメージも少なく、泥や汚れはそのままネットと一緒に洗い流されるイメージだ。

ただし、念のため靴だけを単独で洗濯するようにしている。服と一緒に回す気にはなれないし、衛生的にも分けるべきだと思っている。

実際の洗浄力

エアマックスのような大きめのスニーカーは、ネット1枚にギリギリ収まるサイズ感だった。多少きつめに感じたが、きちんとファスナーは閉まった。

洗い上がりは思った以上にきれいになっていた。歯ブラシで格闘していたときと比べると、手間は10分の1以下。ソール周りの泥汚れもかなり落ちており、アッパーの砂汚れも目立たなくなっていた。

完璧に真っ白に戻るわけではないが、「許容できる清潔さ」に持っていける。雨季のベトナムでは「完璧に白い靴」を維持すること自体が非現実的なので、このくらい楽に清潔を保てれば十分だと感じている。

乾燥について

洗い終わった後は、ベランダに出して自然乾燥させている。ベトナムは気温が高いため、晴れている日なら半日〜1日程度でほぼ乾く。日本の梅雨時期とは違い、乾燥が早いのはベトナム生活の地味なメリットだと思っている。

ただし、雨季の曇りが続く日は乾きが遅くなる。翌日も同じ靴を履きたい場合は、前日の夜に洗うタイミングを計る必要がある。


使い方のポイントまとめ

実際に使ってわかった、靴用洗濯ネットを上手に使うためのポイントをまとめておく。

  • 靴は必ず単独で洗う:衛生面と洗浄効果のどちらの観点からも、服との同時洗いは避けた方がいい
  • 左右で1枚ずつネットを使う:2枚セットなので、片方ずつ入れて同時に洗濯機へ
  • 洗濯前にざっと砂を落とす:大きな泥の塊や砂は、洗濯機に入れる前に手で軽く落としておくと洗浄効果が上がる
  • 洗濯コースはおしゃれ着・弱水流が無難:スニーカーへのダメージを抑えるため、強い水流は避けた方が安心
  • 乾燥は自然乾燥推奨:乾燥機は素材によっては変形するリスクがある

ベトナム在住者・旅行者に特におすすめしたい理由

日本国内でも靴を洗う需要はあるが、ベトナムのような環境ではこの商品の価値が数倍になると感じている。

理由はシンプルで、ベトナムでは靴が汚れる頻度が格段に高いからだ。

  • 5月〜11月の雨季は、スコールのたびに道路が冠水する
  • 歩道の整備が不十分で、車道との境目の水たまりは深く、避けきれない
  • バイク社会のため、走り去るバイクが水たまりを跳ね上げることもある

こういった環境で生活していると、靴を洗うことが「たまにやる作業」ではなく「定期メンテナンス」になる。歯ブラシで風呂場に格闘する手間を考えると、洗濯機に任せられるこの商品は単純に生活の質を上げてくれた。

長期滞在者はもちろん、バックパックのスペースに余裕があれば旅行者にも持参する価値がある一品だと思っている。


まとめ:「どうせまた汚れる」という諦めが、前向きに変わった

ベトナムに住んでいると、雨季のたびに「どうせまた汚れるし…」と靴の汚れを半ば諦めていた時期があった。手洗いが面倒だから放置して、気になったときだけ風呂場でゴシゴシ洗う。そのサイクルが続いていた。

この靴用洗濯ネットを使い始めてから、その気持ちが少し変わった。洗濯機を回すだけなら手間じゃない。靴が汚れたら洗えばいい、という当たり前のことが、当たり前にできるようになった。

些細なことのようだけれど、日常の小さな「面倒くさい」が一つ解消されると、思いのほか気持ちが楽になる。海外生活ではそういった積み重ねが、長く快適に暮らせるかどうかに意外と影響してくると感じている。


商品情報

項目内容
商品名LeLante 靴用洗濯ネット(シューズ用)
セット内容2枚セット
対応サイズスニーカー〜大きめのシューズ(エアマックスで使用可)
特徴クロワッサン誌掲載モデル
こんな方にベトナム在住者・旅行者、賃貸住まいで靴を洗いにくい方
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