チェーン洗浄後の注油、まだ別工程でやってる?AZ「クイックゾルブ」で作業がひとつ消えた

ロードバイクのチェーンは、洗浄と注油をセットでやらないといけないのが地味に面倒ではないでしょうか。私も月1回のペースでメンテナンスをしていますが、洗浄液でチェーンをきれいにしたあと、今度は別のチェーンオイルを取り出して注油する、という2段構えの作業がずっと当たり前だと思っていました。元エンジニアとしては、この「毎回2つの工程を別々にこなす」流れに、どこか非効率さを感じてもいました。

そこで切り替えたのが、AZ(エーゼット)の「自転車用チェーンクリーナー クイックゾルブ 1L」です。以前このブログでも紹介したAZ「チェーン洗浄器DX」と組み合わせて使うことで、洗浄と潤滑を1本でまとめられる製品です。今回は実際に月1回のメンテナンスで使ってみた実感をもとに、正直に紹介します。

目次

AZ「クイックゾルブ」とは? 基本スペックと特徴

  • メーカー: 株式会社エーゼット(AZ)
  • 品番: BIcc-002(JAN:4960833110092、Amazon側の型番表記はAU110)
  • 価格: メーカー希望小売価格990円(税込・AZ公式オンラインショップ)。Amazon.co.jpでは900円前後〜、販売店によっては2,000円台のこともあります(※価格は2026年8月時点。kakaku.com調べで7店舗以上に価格差あり、変動する可能性があります)
  • 容量: 1L
  • タイプ: 水洗い不要・潤滑剤/防錆剤配合のチェーンクリーナー
  • 特徴: 速乾・低臭タイプ。洗浄と注油を1本で両立でき、別売りのチェーン洗浄器と組み合わせるとさらに効率が上がるとAZ公式サイトでも案内されています

要するに「洗浄も注油も、これ1本で完結させる設計のケミカル」です。

自転車乗り(元エンジニア)視点で見るメリット

1. 洗浄と注油、2つの工程が1つで終わる合理化

AZ「チェーン洗浄器DX」を導入してから、月1回のチェーン洗浄自体はかなり楽になっていました。ただ、洗浄が終わったあとは別売りのチェーンオイルを用意して注油する、という工程がもうひとつ残っていたのも事実です。クイックゾルブを洗浄器DXに入れて使うようになってからは、洗浄と潤滑が同時に完了するため、この「もう一手間」がまるごと消えました。システムで言うところの、2つの独立したバッチ処理を1つのジョブに統合した感覚に近く、地味ながら作業全体の負荷を確実に下げてくれています。

2. 水洗い不要で、室内メンテのハードルがそのまま保てる

速乾タイプなので、洗浄後に水で流したり乾燥を待ったりする工程が要りません。以前の記事でも触れた通り、私は賃貸の自室でスタンドに自転車を載せてメンテナンスをしていますが、水洗い不要な分、洗浄器DXとの組み合わせでも室内作業のハードルが上がらずに済んでいます。

3. 低臭タイプで、部屋にこもる匂いが気にならない

チェーン洗浄液は独特の溶剤臭が気になるものも少なくありませんが、クイックゾルブは低臭タイプを謳っています。室内での作業時間が長くなりがちな洗浄器DXとの併用でも、匂いがこもって作業を途中で切り上げたくなる、ということが減りました。

正直に語るデメリットと注意点

良い面ばかり語るのは誠実ではありません。実際に使ってみて気になった点、購入前に確認しておきたい点も正直に共有します。

まず、AZ「チェーン洗浄器DX」の公式ページには「AZ自転車用チェーンクリーナーの『シトラスゾル』『シトラスゾルブ』を入れて使用すると、容器が劣化する恐れがある」という注意書きがあります。クイックゾルブはこの2製品とは別物で、この注意書きの対象としては明記されていません。私自身は実際にクイックゾルブを洗浄器DXに入れて使っていて、今のところ容器の劣化などは感じていませんが、名前が似た製品もあるため紛らわしく感じる方もいるかもしれません。心配な場合は、購入前にAZの公式サポートへ確認しておくと安心です。

また、価格は販売店によってかなり差があります。kakaku.comの調べでは、2026年8月時点でAmazon.co.jpの900円前後から、店舗によっては2,000円台まで幅がありました。同じ商品でも購入するタイミングや店舗次第で倍以上の価格差が出ることがあるので、購入前に複数の販売店を比較しておくのがおすすめです。

【Tips】洗浄器DXと組み合わせて使うときのコツ

実際に月1メンテで併用していて気づいたコツをまとめておきます。

クイックゾルブ×洗浄器DXの実践Tips

  • 洗浄器DXに入れる量は本体の目安ラインを超えないようにする(入れすぎは液漏れの原因になりやすい)
  • 洗浄が終わったあとにチェーンを軽く拭き取ると、余分な油分が落ちて乗り味がすっきりする
  • 速乾タイプとはいえ、使用直後の走行では飛び散り防止に少し時間を置くと安心
  • 購入前に価格.comなどで最新の実売価格を比較しておくと、必要以上に高い店舗で買わずに済む

まとめ:990円の投資で、月1メンテの工程がひとつ減った

チェーンの洗浄と注油を別々にこなしていた頃と比べると、クイックゾルブに切り替えてからは、月1回のメンテナンスにかかる工程そのものが短くなりました。メーカー希望小売価格990円という金額は、専用ケミカルとして考えれば十分に手を出しやすい範囲です。「洗浄+注油」という2つの工程を1本にまとめられる分、これまで別々に買っていたチェーンオイル代も含めて考えると、トータルでは十分に元が取れる投資だと感じています。

次のチェーン洗浄のタイミングで、洗浄液と注油オイルを分けて使っている人は、1本にまとめる選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

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